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コーエイ
2024.10.11

横根藤井神社例大祭 三番叟

大府市横根町にある藤井神社は、天照大御神と須佐之男命を祭神とする神社で、県指定文化財の鎌倉時代の瓶子(へいじ、壺の一種で、藤井神社のものは御神酒を入れるもの。現在は大府市歴史民俗資料館に展示保管)が社宝です。

10月13日(毎年10月第2日曜)に行われる例大祭では、石丸・中・南の地域各組が先祖代々大切に守ってきた大府市有形民俗文化財の3台の山車が奉納されます。祭礼の目玉は「三番叟」。踊子も太鼓・鼓・笛のお囃子も、各組から選ばれた子どもたちが山車の前に設置された舞台で、1人で演じる「三番叟」と、3人で演じる「式三番叟」を華麗に舞います。「三番叟」は、元は能の「翁(おきな)」で、千歳(せんざい)・翁に次いで3番目に演じられる老人の舞ですが、歌舞伎や人形浄瑠璃等にも移入され、 民俗芸能として各地で豊作祈願や祝言の舞いとして伝承されています。

同じ横根地域に位置します株式会社東海塗装工業所、有限会社コーエイでは、地元の伝統行事を絶やさぬように、藤井神社祭礼協力金として、寄附を行っています。

※画像は歌舞伎操り三番叟浮世絵