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石田鍍金工業
2025.07.04

東大阪市指定文化財 旧河澄家

河澄家は江戸時代に日下村の庄屋を努めた旧家で、敷地中央に江戸時代初期の様相を残す主屋、その西側に数奇屋風書院造りの「棲鶴楼」と呼ばれる奥座敷を備え、北側には長大な土蔵があります。棲鶴楼は、寛政10年(1798)に「雨月物語」の作者で知られる上田秋成が訪れた史跡であり、近郷文人たちの文芸サロンとなっていました。主屋と奥屋敷「棲鶴楼」及び庭園を含む敷地が平成13年11月8日に東大阪市の文化財に指定されています。また主庭の東隅にある樹齢約500年常緑針葉樹のかやの木の大木は、昭和51年に「日下のかや」として東大阪市の天然記念物に指定されています。観覧料は無料で、江戸時代の風格ある住宅や庭園を観覧できます。
さまざまな展示・イベントが催されており、7月6日(日)は、「原始ハス&古民家見学会」。参加費は無料で、10:00~11:30/13:00~14:30定員各20名。河澄家と国登録有形文化財旧井上家住宅、原始蓮上池・下池の大阪府の天然記念物「原始ハス」を見学するミニツアーです(申し込みはHPより https://kyu-kawazumike.jp/ 7/3時点で午前の部は満席です)。
[旧河澄家] 東大阪市日下町7丁目6番39号
近鉄奈良線「石切駅」北口より約1.3km(徒歩約20分)