なみはや大橋は、大阪市港区と大正区を結ぶ、尻無川に架かる全長1,740mの長大橋です。大阪市道路公社が尻無川新橋有料道路として1995年2月に供用開始し、大阪市道路公社の解散に伴い2014年4月1日からは無料開放されました。海岸通（大阪府道5号大阪港八尾線）の一部で、階段と歩道があり、徒歩でも渡ることができます。

鳥取県境港市と島根県松江市との間にあり、CMに使われ「ベタ踏み坂」と有名になった江島大橋（島根側で6.1 %の勾配）から、「大阪版ベタ踏み坂」とも呼ばれています。船を通すために水面上の高さが47mあり、橋の両端は本家を凌ぐ6.9%の急勾配になっています。構造上、よりベタ踏み坂に見えるのは大正区側です。

また、大正区の鶴町四丁目と天保山をつなぐ72号系統は、海（大阪湾）を渡る大阪シティバス唯一の路線です。