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長草天神社 どぶろくまつり
毎年2月の最終日曜日(令和6年は2月25日)に開催される長草天神社の例祭「どぶろくまつり」は、1494年起源とされる室町時代から続く伝統行事で、大府市の無形民俗文化財に指定されています。
地元の酒蔵が奉納したどぶろくが無料で振る舞われ、氏子や参拝者にどぶろくを投げつけるという「どぶろく投げ」も名物行事です。どぶろくを投げつけられると、1年間無病息災で過ごせると言われています。
高さ3mの猩々(しょうじょう)が、竹の棒を持って境内を走り回り、子供たちの頭を叩いてまわるのは「猩々(しょうじょう)めった」です。叩かれると福と徳を授かると言われています。本来は中国の古典書物に見られ、酒を好み人語をあやつる獣ですが、愛知県の名古屋市緑区、南区、東海市、大府市、豊明市などの地区の祭りに見られます。
Photo by 大府市 – 長草天神社 どぶろくまつり(2020)/ Adapted.