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ケーブルカーの日 近鉄西信貴鋼索線
8月29日は「ケーブルカーの日」です。ケーブルカーとは、山岳等の斜面を、鋼索(ケーブル)が繋がれた車両をウインチ等で巻き上げて運転する鉄道のことで、鋼索鉄道(こうさくてつどう)とも言います。1918年(大正7年)のこの日に、大阪電気軌道(現在の近鉄)の子会社・生駒鋼索鉄道が、奈良県生駒山の鳥居前~宝山寺間で日本初のケーブルカーを開業させ、大正時代末期から昭和時代初期にかけてロープウェイとともに全国各地に多数建設されました。多くは鉄道事業法による鉄道事業免許を受けていますが、一部には遊園地の遊具や、旅館内のエレベーターなどの扱いの場合もあります。
鉄道事業法に基づく日本のケーブルカー営業路線は20程あり、八尾市には、信貴山口駅から高安山駅まで路線距離1.3 kmを所要時間7分で結ぶ近畿日本鉄道(近鉄)の西信貴鋼索線(にししぎこうさくせん)があります。西信貴ケーブルとも呼ばれています。2箇所の踏切があり、一般の人が渡れる踏切があるケーブルカーは、全国でこの線と同じ近鉄の生駒鋼索線の2路線だけです。
※画像左コ7復刻塗装、画像右コ8復刻塗装
Photo by TRJN 近鉄西信貴ケーブル コ7 復刻塗装(2021)、
近鉄西信貴ケーブル コ8 復刻塗装(2021) / Adapted. Wikipedia