住吉祭は、愛染まつり（愛染堂勝鬘院）、天神祭（大阪天満宮）と並ぶ大阪三大夏祭りの一つで、7月30日に宵宮祭（よいみやさい）、7月31日に夏越祓神事・例大祭（なごしのはらえしんじ れいたいさい）、8月1日に神輿渡御（みこしとぎょ）が行われます。

３日間で一番盛り上がるのは最終日8月1日の神輿渡御です。2トン近い大きなお神輿が、獅子舞、子供が引く舟形の山車、鎧姿の武者などを引き連れ、総勢1,000名以上で14時30分頃～20時頃、堺市宿院頓宮（しゅくいんとんぐう）まで練り歩きます。大阪市住吉区と堺市を隔てる大和川では、川の中で大阪市側の担ぎ手から堺市側の担ぎ手と交代する、「大和川受渡式」が行われます。

7月の海の日に、住𠮷公園で行われる神輿を清める神輿洗神事（みこしあらいしんじ）を含めて住𠮷祭ということもあります。